北極茶釜:狸沼(たぬま)のブログ

日記・時事問題、自作小説(R指定?)。/「もえるあじあ」「保守速報」や「余命~」とかをよく見てますw

DEAD SPACE after「地獄への帰還」(6)騙りと欺瞞の極限へ

妄言ファン小説シリーズ、「DEAD SPACE3」(のDLC)の続き(設定なども大雑把です)。

 

 いつの世でも同じなのかもしれないが、マスコミは特定の利権・セクト勢力に買収され、あるいはそっち系の人間が工作員に入りまくって、もはや正しい情報など報道するはずもなかった。あるのはひたすら「ユニトロジー思想は正しい」との低音であり、あからさまには語らずとも、不都合な人間をひたすら足を引っ張って中傷し、恒常的な情報撹乱により、地球と人類の防衛を失敗させるために全力を注いでいた。

 飲んだくれながらテレビを見ていたら、どこかで知った顔が出てきた。

 あのレイモンド・カーヴァー軍曹が銃で撃ちあいしているシーンに「非人道軍部による市民弾圧の現実」のテロップが流れる。アイドル的な美人(整形?)で目が洗脳されたような、性根が腐ったような、病的な女性アナウンサーが迫真なる情熱的に騙ってやがる。

 

「怖いですねー。軍隊は血も涙もない人間の屑で、こんなふうに何の罪もない人たちを虐殺して、弾圧する。こんなことを許されたらいけないんですよ!」

 

 そしてそのすぐ横で、どこかの大学教授がもっともらしいしたり顔で頷いている。

 

「やはり政府は信用がならないんですよね。恐ろしい話です」

 

 しかし専門家ならば、政府の配布資料やアイザックたちが衛星軌道上から散布したデータ通信を見れば、マーカーだのネクロモーフだの「月」の脅威はわかるはずなのである。頭から洗脳されているのかバカなのか、ご都合主義で金と保身のために、トコトン言いなりになって出鱈目プロパガンダを垂れ流しているのか。

 普通だったならば大学や出版などから大挙して真相暴露が相次いで、ユニトロジストたちの悪行と危機を、隠そうとしても隠し切れるものではない。完全に腐っているし、まともな連中が生き延びていても、押さえ込まれてどうにもならないのかもしれない。いわゆる今どきの「プロのインテリゲンチャ」というのは「学識のあるオカマと茶坊主キチガイ」の集団と大差がないのかもしれない。

 こういうのを「学識ある無知」というのだろうよ(むろん皮肉の意味で)。

 

(こいつらって、本当に人間なのか? 正体はネクロモーフなんじゃねえのか?)

 

 普通に考えて、人類の危機でその道のプロとして、なお裏切りと無責任に徹して保身と利得のみに専心する姿勢は「悪い意味でプロフェッショナル」であった。だってユニトロジーのテロ集団のお仲間なんだから、仕方がないんだろうよ。