北極茶釜:狸沼(たぬま)のブログ

日記・時事問題、自作小説(R指定?)。/「もえるあじあ」「保守速報」や「余命~」とかをよく見てますw

古代説話『列子』とチベットのこと(後)

 ちなみにチベットウイグルは中世以降は中華王朝と抗争を繰り返していたようで(帰服・同盟することもあったようだが)、今現在の状態は(中国の「身内で一部」ではなく)完全に「植民地」である。あまりにも敵対的で悪意に満ちた(融和や善意とは見做しかねる)、共産党による過酷な弾圧と民族浄化政策は「(中国に)また反抗・侵攻されると嫌だから徹底弾圧・殲滅せよ!」というのが暗黙の理由なのだろう。

 

 最古代の周王朝(最初期の広域王朝・中国全土の完全制圧には到らず「盟主」に近かった?)が西方内陸部の起源で、太公望チベット系だったそうだ(後の数々の事例のように、周辺の異民族と結託して全国制覇を目指すパターンの原型?)。

 チベットは近世初期にもモンゴル(ジンギスカンw)と連携したりしているようで、両国で共通性のある密教文化が根付いたのはそれが理由だとか?(当時のチベットの学僧による『サキャの格言』は文庫の邦訳がある)。元の時代には中国人(漢民族)は参政権を奪われた「植民地の下層被支配者・平民」扱いで、モンゴル人が筆頭支配者で、その傘下で植民地チャイナの統治を手伝ったのはウイグルなどの白人だったとか?(それまでの中国人の精神文化伝統やら民族性も破壊されたようである)。さらに言えば中世の唐王朝を危うくした安禄山(この字で正しかったか?)なども、「突厥(とっけつ)・胡(えびす)」なわけで、突厥(トルコ系)人はウイグル人と親族関係である。

 最後の清王朝でモンゴル・ウイグルチベット服従(?)したのも、漢民族に屈服したのでは全くなく、単に満州族の皇帝を最高支配者に認めていただけでしかない。

 劣勢になると異民族に全土の支配権すら平気で明け渡し、優勢になると周辺諸国に威圧と暴力、その合間合間では分裂・内戦と内ゲバに明け暮れる。それが中国人の歴史的反復(人類全般の傾向でもあるが、彼ら中国人の場合にはかなり極端な趣がある)。やはり土地柄・地政学的な理由も、深く影響していると思われる(さらに悲惨だったのは朝鮮半島で、常時に大陸側の支配者権力から過酷な弾圧と搾取、千回以上も侵攻・侵略されたとか?)

 

 我々日本人は島国である地政学的な特異性や一貫した天皇の権威による安定など、近隣の大陸・半島の場合とは、歴史的事情と民族文化・精神性などが大きく異なっていることを理解しなくてはいけない。

 まさしく大陸の歴史・伝統は日本人の目には「輝ける混沌・明暗の坩堝」なのである。

 見た目の類似や共通性はあっても、ちょっとしたことで相互の差異も大きい。ささやかな文化の違いだが、肉食か魚食かというだけでも大きな違いを生む。中国の歴史書などでは「食人」の逸話がよく出てくるが、普段から家畜を殺して食べる日常生活・伝統習慣がそういう民族の固有の発想や精神性にも深く影響しているのだろう。