垂れ耳ヘル急便(笑)２スタンプ

あえて愛国政治家を偽装して参拝した靖国で、不吉な視線を感じて振り替えれば「犬」。黒のレトリバーだった。

(なんでこんなところに犬が？)

しかし、愛想の良いはずのレトリバーは不機嫌そうな蔑むような目つきで見ている(尻尾も振らない！)。
近寄ろうとすると、鼻先に皺をよせて「舐めるなよ！」と喧嘩腰に怒りを表すのである。

その晩、(偽装愛国参拝に)そのレトリバーと靖国の狛犬が、夢枕に立った。

「狛犬先輩、こ奴はどうしましょう？」
「うむ！　地獄行きである！　もうじきナマハゲ先生が迎えにくることになっておるぞ」

威厳をもって答える狛犬先輩に「左様ですか」とうなずき、ポンッと額に肉球スタンプを捺す。
そこには怒り狂ったナマハゲの鬼の姿が浮かび上がっていた。

(オリジナルのジョーク小話。携帯で打ったケータイ妄言小説ですｗ)