北極茶釜:狸沼(たぬま)のブログ

日記・時事問題、自作小説(R指定?)。/「もえるあじあ」「保守速報」や「余命~」とかをよく見てますw

黒犬ヘル急便 13.暑中見舞いですか?(+日本語と現代コリア語は別物?、それと読書案内?)


(参考:閲覧・検索推奨?)☆「保守速報」hosyusokuhou.jp

 

それから九尾の猫殿が思い出したように言った。

「そういえば台湾のシャミリーとテンテンが韓国に「不良自動車売りつけ」の損害賠償できるかどうかなんて言ってたわー」

シャミリーはシャム猫の李の意味で、テンテンは犬のテン(犬種)。いずれも台湾にお住まいであった。

「暑中見舞い?」
「うん」

ヘル急便と猫殿は二匹で足や鼻をスタンプしたお返しの葉書を出しに行った。

その後で猫殿が、忘れていたことを思い出す。

「そういったら、サウスコリアの二十日鼠だったかハムスターだったかが、葉書であんたらにも何か言ってやがったんやけど。もうトイレで砂かけたけど」
「なんと?」
低脳な下等生物の雑魚どもの犬畜生どもめが、震えて待て、とか何とか」

ヘル急便は不思議そうに垂れ耳の小首を傾げた。
「うーん、自分ら(犬)って人間や猿に比べたら賢い犬種でもそりゃあ低脳で下等でしょうね。それに土佐犬闘犬チャンピオンとかでも虎やライオンに比べたら戦闘力が雑魚ですよね。
でも何かこう、違う気がしますね。やっぱりブーメラン的な自虐ジョークなんでしょうか?」

 猫殿は答えた。
「それはニャい。奴らにそんな知能はない、大真面目やわ。いつぞやシャミリー(台湾のシャム猫)にも決闘申し込んだとかやし、前にもアメリカ軍のグレートデン(大型犬)軍団にも喧嘩売っとったわ。うちのところにも、国内のネズミ団から宣戦布告きよって、これから戦争なんやわ」

ヘル急便は笑顔で、ちょっとしらばっくれるように耳を掻いた。
「最強ですね、恐ろしい話です。その調子で中国の豚さんやチャウさんか、ロシアのシベリアンとかにも挑戦するとよろしいかと。「陣中見舞い」申し上げますよ」

 

   *  *  *

 

ちなみに現代コリアンの主な先祖はシベリアから移住して(コリア半島を)民族浄化したエベンギ族の子孫。モンゴル・満州契丹(つまり匈奴、北方内陸系アジア人)とかに近い類で「モンゴロイド」の血筋がメイン。アッチラ大王(フン族北匈奴)が現代コリアンの遠い親戚だなどと、自分たちでも言っているのは実はそういう事情がある。
そして日本や台湾は古代期に中国南部や海岸部を制圧していた「南人」や「東夷」の末裔みたいなものだから。インドとかのアジア型白人に近い「古モンゴロイド」の血筋が濃いのでないかと思うし(インド先住民のドラヴィダ系の言語と日本語は関係があるらしいし古代オリエントの諸民族の亜種みたいなものかと)、(現代コリアンと)気質が違うのもそれが一因ではないのか。

なお、交通交差点の要衝であった中国(大陸)では各アジア系グループが混ざりまくっているようで、現在では北方系・内陸系の血筋が濃い? 日本と中国は兄弟・姉妹というよりも「従兄弟(従姉妹)」みたいなもので、血縁や交際はあっても「家門が違う」わけで、たとえ親近感や仲間意識があったとしても「別の国・エリア」なのである。

 

※(補足コメントと読書案内?)

この話の後半・補足考察部分は別の時事記事(一つ前)からコピペで再掲載。割と重要で興味深い話題でしょうし。言語学者大野晋氏が言うには、日本語はインドのタミル語(ドラヴィダ系、比較的早い時期のインド先住土着民?)と古い親族関係があるらしく、現代コリア語はシベリアのエヴェンギ語に近いそうで「(日本語と現代コリア語は)一見は似て見えても別物」なのだとか(漢語・漢字などの語彙が共通していたりするために余計にそういう印象になるそうで)。ですから「現代コリア語から日本の古代語文献を解釈する」というのは的外れである可能性が高いかと私には思われます。

なお、南人だの東夷だのの話は、白川静氏(漢字学の権威)の「中国の神話」(中公文庫)をお勧めします。同氏の著作は(甲骨文字から漢字の起源を探るなどの)かなりマニアックな話も多いですが、他に知る限りでは(そんなに多くは読んでいないが)「漢字・生い立ちとその背景」(岩波新書)が同様のテーマ(東アジアの歴史以前の古代への考察)の姉妹編みたいになっています。「孔子伝」とかも割合に一般向けかと。